くらし情報『身近に潜む「職場いじめ被害」のリスク 被害を受けた場合の対処法を弁護士が解説』

身近に潜む「職場いじめ被害」のリスク 被害を受けた場合の対処法を弁護士が解説

昨今「職場いじめ」が問題になっています。「いい大人が何をしているんだ」と思ってしまいますが、幼稚な思考を持つ人間が存在しています。また、「辞めさせる」ためにわざといじめてくるケースもあるようです。

学生のいじめも問題ですが、大人のそれも厄介。仮に自分がそのような状況に陥ってしまった場合、どのように対処するべきなのでしょうか?

法律事務所あすかの冨本和男弁護士に、今回の処分について見解をお伺いしました。

目次

・Q.職場いじめを受けた場合、どのように対処すればいい?
・A.上司や弁護士、都道府県の労働局に相談しましょう


身近に潜む「職場いじめ被害」のリスク 被害を受けた場合の対処法を弁護士が解説


Q.職場いじめを受けた場合、どのように対処すればいい?



A.上司や弁護士、都道府県の労働局に相談しましょう

冨本弁護士:「まず、職場で受けたいじめの内容(加害者の具体的な言動)について、時系列に沿って整理し、可能であれば録音したり、証言者を得たりして証拠を確保します。

その上で上司に相談して解決されそうであれば上司に相談してみましょう。また、ある程度大きな会社でそうした相談の担当部署があるようであれば、そちらに相談してみてもいいでしょう。

会社内で頼れる人・部署がないような場合、弁護士や都道府県の労働局に相談することも考えられます。
企業が従業員から職場でのいじめの相談を受けた場合、いじめを受けた従業員からよく話を聞くのは当然ですが、いじめを行った者や周辺の者にも事情を確認する等の調査を行って、いじめが事実であると判断するのであれば、いじめを行った者にいじめを受けた従業員への謝罪を促したり、いじめの内容がひどくいじめを行った者に反省の色も認められないようであれば相応の処分を行うことも検討した方が良いでしょう。

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