仕送りに税金がかかるって本当?真相を弁護士に聞いてみた
昨今はかなり裕福な大学生が増えたとも言われますが、苦労している学生も少なくないようです。
そんな学生たちの「頼みの綱」といえば、仕送りではないでしょうか。
また、昨今の高齢化社会のなかで、地元の親に稼いだ金を仕送りしている人もいることでしょう。
親子関係が希薄になっている社会のなかで、両者が心を通じ合わせる瞬間とも言えます。
仕送りに税金がかかる?
そんな仕送りですが、当然お金を親から子に、あるいは子から親に渡すことになります。お互いに納得してするわけですから、なんの問題もないはずです。
ところが親に仕送りをしてもらっているという大学生のAさんは、少々意地悪な友人のSさんから、「仕送りって税金がかかるものだよね。対策してないの?」と指摘を受けました。
「そんなはずはない」と答えたAさん。「ありえない」と釈然としないものを感じているそうです。
本当に仕送りに税金がかかるのでしょうか?
一体どのような名目なのかも気になります。
真相を虎ノ門法律経済事務所池袋支店齋藤健博弁護士にお伺いしました。
弁護士の答えは…
齋藤弁護士:「実は、仕送りは贈与です。