吉本興業所属の芸人が、会社の知らないところで詐欺グループのパーティに参加し、ギャラを受け取っていたというヤミ営業問題は、宮迫博之さんと会社双方の記者会見が行われた後、契約解除なのか、撤回なのかも含め様々な報じられ方をしており、なかなか収束しません。
私も報道で見聞きするだけの情報しかありませんが、最近は、「芸人も悪いが吉本も悪い」という流れになってきているようです。
しかし、そもそも芸人に落ち度はあったのでしょうか。
ヤミ営業は禁止されていなかった?
まず、ヤミ営業ですが、通常は「芸能事務所を通さない営業」、つまり、個人的に顧客と契約する営業を指すのだと思います。
この場合芸能事務所にマネジメント料などは入りません。
これでは、吉本興業はたまったものではないと思うのですが、ネット記事などを見ていると、吉本興業はヤミ営業を禁止していたのか、黙認していたのか、よく分かりません。
そもそも、芸人との間の契約書自体存在しないようです。
そうだとすると、ヤミ営業を行ったこと自体で、芸人を責めることは難しいと思われます。
反社会勢力であることを知らなかった?
次に、反社会勢力との取引(芸を披露して報酬をもらうこと)