くらし情報『続発する「レバ刺し」違法提供 食べた側は無罪なの? 』

続発する「レバ刺し」違法提供 食べた側は無罪なの? 

目次

・死者が出たことで禁止に
・提供する店は今でも
・客側は罰せられないの?
・犯罪になる
続発する「レバ刺し」違法提供 食べた側は無罪なの? 


2012年7月、食品衛生法が改正され、飲食店が牛の生レバー(通称・レバ刺し)を客に提供する行為が禁止になりました。

みなさんも、現在は食べることができないことを知っているのではないでしょうか?

死者が出たことで禁止に

禁止となった原因は、2011年に焼肉チェーン店が提供したユッケを食べて複数人が亡くなった事件がきっかけでした。

ユッケなどの食肉を食べた客が次々と食中毒になり、5人が死亡。それを受けた記者会見で焼肉チェーン店の社長が「生食用の牛肉はありません」「法律で禁止するべきだ」と叫び、物議を醸しました。

結局焼肉チェーン店は営業禁止命令を受け、そのまま倒産。そして事態を重く見た国が、食品衛生法を改正し、牛の生レバーなど死亡する可能性がある危険な食べ物の提供を禁止としました。


提供する店は今でも

当時から愛好家が「法律で禁止するのはおかしい」と声を上げていましたが、法改正が断行されることになります。

もう食べることは許されないのですが、禁止されればされるほど、食べたくなるのが人間というもの。なかには法律違反と知りながら提供する店もあるようです。

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