賃貸物件の退去時50万円請求された!泣き寝入りするしかないの?
2月、3月は新入学、入社はもちろん、転勤や転職で、新生活をスタートさせる人が多い季節。すでに新しい場所に引っ越した人も多いのではないでしょうか。
なかには、費用がかなり高額となり、「出鼻を挫かれた」と感じた人も、いるかもしれません。先日引っ越したAさんは、退去時に50万円という法外な値段を請求され、納得がいかないものを感じています。
退去費用に規定はある?
引っ越し費用が高額になる理由は様々ですが、賃貸物件から出る場合は、退去費用がかなりかかることが挙げられます。とくに入居時に敷金礼金を払わない「ゼロゼロ物件」では、何かと理由をつけて修繕費用を釣り上げ、数十万円単位の請求が行くことも珍しくないと聞きます。
また、敷金を払っている場合でも、「難癖」にも思える論理で修繕費を請求してくるケースがあるようです。Aさんの場合も、あれやこれやと修繕リストに入れられ、50万円にまで金額がうなぎ登ることになりました。
タバコなどを吸っておらず、特別な損耗はないと思うのですが…。
このような賃貸物件の引っ越しに関する「修繕費」の規定について、明確な法律があるか否かは、あまり知られていない感があります。