50度洗いなら5分で完了!はまぐりの上手な砂抜き方法
ひなまつりといえば、ひなあられやちらし寿司、そして、はまぐりのお吸い物。
はまぐりは、平安時代に「貝合わせ」などに用いられた貝(貝合わせとは現代で言うところのカルタのようなもの)。はまぐりは、対の貝がピッタリと合わさり、その様がまるで仲の良い夫婦のよう。女の子の節句を祝うこの日、が将来よい伴侶に恵まれるよう、ひなまつりに食すようになったというわけ。
はまぐりの上手な砂抜き方法は?
はまぐりをはじめ、自宅で貝料理を作る際にちょっと面倒くさいのが砂抜き。時間をかけたにもかかわらず、全然砂を吐き出している様子が見えなかったり、砂が抜けたと思って食べてみたらジャリジャリだったりと、イラっとすることも多い。
上手に砂抜きするための方法はないものか? あれこれ調べてみると、いくつかのコツがあるようです。
はまぐりの砂抜き方法 面倒なら50度洗いで短縮
まず、塩水の準備。
海水の塩分濃度は地域によって少しずつ異なるものの、おおよそ約3%。これは、水100mlに対して、食塩で3.0gなので小さじの6割程度の塩の量ということ。
つぎに、砂抜きする海水の温度は20度前後が良いとのこと。砂抜きをするのに、冷蔵庫に入れるべきか? 外に出しておくべきかと悩む人もいるようですが、この時期の気温ならば食卓の上など、少し暖かい部屋の方が効率よく砂を吐いてくれそうです。