くらし情報『【カビじゃない!】使いかけの大根の切り口が黒くなる水晶現象って?』

【カビじゃない!】使いかけの大根の切り口が黒くなる水晶現象って?

【カビじゃない!】使いかけの大根の切り口が黒くなる水晶現象って?

買ってきたばかりの大根を、包丁で真ん中からすぱっと切ったら、なんとなかが黒くなっていた! そんな経験をしたことのある人も多いのでは? 実は大根の黒ずみは、水晶現象というそう。水晶現象とはなんなのでしょう?

●水晶現象って何?食べてもいいの?

水晶現象は、本来冬が旬である大根が、春から夏にかけての温かい時期に、水分が多くなりすぎて変色してしまう現象のこと。水晶現象が起きてしまった大根は、風味や食感がだいぶ落ちてしまうため、生食にはあまり向かないようです。ただし、煮物など加熱調理をする場合には、水晶現象を起こしていない大根とほとんど変わらず食べられるとのこと。

また、似たような現象として、買ってきて時間のたった大根にスが入り、それがだんだん青くなってくる「青あざ病」と呼ばれる現象もあるそう。この場合、大根自体が痛み始めている証拠なので、触ってみてぱさぱさしたり、ぶよぶよしているときには食べるのは控えましょう。

●水晶現象を防ぐ保存方法

水晶現象を防ぐには、常に低温で保存すること。夏場に常温で置いておいたり、冷蔵と常温の移動を繰り返すなどすると、水晶現象が起こりやすくなるんだとか。

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