全国の小学校で新入生などに配布された防犯ブザーの一部で、乾電池が破裂するという事故が発生し、国民生活センターが注意を呼びかけています。毎日肌身離さず持ち歩くものなだけに、破裂したときの危険は気になるところ。国民生活センターの注意の詳細についてまとめます。
手に持っているときに破裂すると危険!
今回問題となっている防犯ブザーは、西文館の「安全防犯ブザー(SE-1805K)」という商品名。中の電池に「Vinnic」というロゴと、電池の−極側に「12-2020」というロット番号が記載されているものが対象。
現在2件の破裂したという事例が報告されているそうで、愛知県の小学生宅で壁に掛けた防犯ブザーが突然破裂したというケースと、東京都の小学校の教室で、ランドセル内にあったブザーが破裂したケースがあったそうです。
電池が消耗すると破裂する可能性があるそうで、破裂した電池は中身が飛び出ていたそう。手に持っているときに破裂すると危険なため、早期の販売元への問い合わせを推奨しています。
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2万5000個が同じ電池を使用
この防犯ブザーは既に11万個が出荷されており、そのうち2万5000個が破裂する恐れのある電池を使用しているそうです。