行くタイミングや持ち物は? 潮干狩り前に知りたい事前準備
春から夏は潮干狩りに最適のシーズン。特に初夏のレジャーとして大人気で、すでに計画を立てている人も多いかもしれない。だが潮干狩りは潮の満ち引きや気候などにより、開催できるかどうかが大きく左右される。下調べをせずに現地へ足を運んだら「実施できない」こともありえるのだ。
そこで今回は潮干狩りを計画する際に知っておきたい事前準備について、千葉・木更津の潮干狩り場「木更津海岸」を運営する、木更津漁業協同組合の根本昌彦さんに話を聞いた。
潮干狩りができる日時は、潮の満ち引き時間で決まる
まず潮干狩りができる時間は干潮時のみ。事前に海岸の干潮と満潮の時間を把握するのは、基本中の基本だ。
「意外にそのことを知らずに足を運ぶ人もいます。
干潮と満潮の時間は各海岸によって違います。まずは潮干狩り会場のホームページなどをチェックして、実施できる日時を確認してください」(根本さん以下同)
たとえば干潮の時間が10時であれば、潮干狩りができるのは8時~12時の間(干潮時の前後2時間程)。つまり行きたい日に潮干狩りができるかどうかは、潮の満ち引きに左右されるのだ。時間は長くでも5時間くらいだが、潮廻りによっては3時間になることや、風向きで満潮が早くなって短縮されるケースもある。