普段当たり前のように使っている冷蔵庫ですが、野菜室をしっかり使い分けられている人は意外と多くないようで、冷蔵室に入らないものを適当に入れているというケースも…。そこで、野菜室と冷蔵室の違いと、冷蔵庫での野菜保存テクを紹介します。
野菜室は温度・湿度が高い!
野菜室と冷蔵室の違いは、野菜室は野菜が長持ちするように温度と湿度が高くなっていること。多くの冷蔵庫は冷蔵室が2〜6度の設定になっているのに対し、野菜室は3〜8度と若干高めの設定になっています。
湿度も野菜室の方が高くなっているのですが、これは多くの野菜が低温や乾燥に弱いから。最新の機種では、野菜室の湿度をこれまでのものより高くなるよう加湿しており、野菜をそのまま入れても鮮度が落ちにくいという機能があるものもあります。
野菜によって保存方法を選んで長持ち
野菜は野菜室に入れておけば安心!というわけではありません。野菜によって冷蔵庫に入れる方法を工夫した方が、より鮮度を保つことができるんです。
低い温度に弱い野菜や密閉空間に入れると、ほかの食品を早く痛めてしまうものは冷蔵庫での保存には不向きです。具体的にはキュウリ、ナス、ピーマン、ナス、トマトなどの夏野菜は冷蔵庫ではなく、室内の冷暗所に保存するのがオススメ。