【停車時も転倒事故多数!】幼児用座席付き自転車の事故に注意
保育園や幼稚園の送り迎えなどで活躍する、幼児用座席付きの自転車。ベビーカーと比べ移動速度も早く、長距離移動でもママの負担が少ないというメリットはあるのですが、この時期はまだ乗り慣れていないママによる事故も多いようです。
消費者庁からも注意喚起が出ているので、事故が起きやすいポイントや注意すべき点をまとめます。
どんなときに事故が起きている?
外出する機会が多く、保護者が幼稚園や保育所などへの送り迎えで自転車を使い始める4~7月は、幼児用座席付き自転車の事故が増えるそうです。
東京消防庁の発表によると、平成23~28年に都内で起きた自転車の事故により救急搬送された人は2607人。そのなかで幼児用座席付きが1349人とほぼ半数だったそうです。なかでも入院するほどのけがだった子どもは157人と、決して少ない数字ではありません。
また、走行中だけでなく、停車中の事故が多いのも幼児用座席付き自転車の特徴で、特に1歳から2歳の幼児のけがは停車中の方が多い結果になっています。
子どもや荷物をのせたり降ろしたりしている間に、自転車が倒れてしまってけがをするケースが多いようです。
保護者が注意すべきポイント
このような事故を防ぐためには、まず幼児座席に子どもを乗せる場合には、必ずヘルメットをかぶらせてから乗車させ、乗った後はすぐにシートベルトを装着することが重要です。