社団法人日本冷凍空調協議会の資料によれば、エアコンは家電機器のなかで4番目となる電気使用料とのこと(1位は電気冷蔵庫、2位は照明器具、3位はテレビ)。
エアコンの電気代がどのくらい違うのか?年式を見る
とはいえ、エアコンの省エネ性能は年々進化しており、経済産業省資源エネルギー庁が定期刊行している「省エネ性能カタログ」最新版( 2017・冬)によれば、エアコンの2005年度から2010年度にかけてのエネルギー消費効率改善実績は、4kW以下の製品で16.3%、4kW超の製品では15.6%と、他家電に比べるとその改善率は緩やかではあるものの、まだまだ改善し続けています。
同カタログによれば、この改善はやはり家計にとってもプラスにつながる影響もあるようで、例えば2007年のエアコン(2.8kW)年間電気料金は2万9052円でしたが、2016年には2万4354円と、約4600円相当もの電気料金の節約につながっています。
エアコンの耐用年数は約10年程度といわれています。もし、かなり昔のエアコンを利用し続けているなら、最新モデルに買いかえってしまった方が、数年後に元が取れ、先々光熱費が安く抑えられる可能性もあります。