【安全性が高いのは?】新生児向けのチャイルドシートの選び方
6歳未満の幼児を車に乗車させる場合、例外を除いて、ドライバーはチャイルドシートの着用と利用が義務付けられています。初めてのチャイルドシート購入時は、どんな点に注意して選べばよいでしょうか?
新生児向けチャイルドシートの安全基準
チャイルドシート選びの上でまず知っておきたいのは、安全基準。2012年7月以降に販売された主要メーカーのチャイルドシートは「ECE規則44号」という基準を満たしている商品であり、この基準を満たさない商品の販売は禁止されています。
「ECE規則44号」は、欧州統一の基準規格。この規格を採用するまでは日本国内で定めていた独自の安全基準を利用していましたが、チャイルドシート先進国であるヨーロッパとの協調を推しはかるため、2006年10月に安全基準を変更。その後、5年経た2012年7月から日本もこの基準のもとに製品の開発と普及を行うことになりました。
これによって、チャイルドシートを取り付けるための金具等も規格によって統一されたため、新安全基準制定後に販売された車とチャイルドシートであれば、もれなく、しかも簡単に取り付けることが可能となりました。
自宅の車は、新安全基準のシートに対応しているか、購入前に調べてみると良いでしょう。