扇風機は数ある家電のなかでも、あまり作りが複雑でないことや、付与できる機能が少ないことから、そこまで高級な家電ではありませんでした。
しかし、最近ではデザイン性や機能性の高い扇風機が続々登場し、全体的な価格相場が引き上げられている印象を受けます。
そこで、昨今の扇風機の価格相場と価格帯における機能の傾向を探ってみることにしました。なお、今回は扇風機に絞り、また家庭用機種にのみ特化しました。
ハイエンド帯!価格5万円以上の扇風機
ハイクラスのデザイン、近未来的なインターフェースを持つ商品群が多数展開されているのが、この価格帯の特徴。
もっとも高級だったのは、パナソニックの「RINTO F-CWP3000」で8万9980円。次点はマインツの「PIROUETTE MA-002」、ダイソン「Dyson Pure Hot + Cool Link HP03BN ブラック/ニッケル」と続きます。
この価格帯は、とにかくデザイン性にこだわった商品群が多いのが特徴。
例えば、パナソニックの「RINTO」は、高級家具などに利用されるウォールナットを支柱部素材に使うなど、家具との調和を意識したデザイン。