6歳未満は注意! 自転車で子どもの足を巻き込む危険性
保育園・幼稚園の送迎やスーパーへのおでかけなど、自転車の後ろに子どもを乗せて走るママは多いです。日々の生活にかかせない自転車ですが、子どもにケガを負わせてしまう可能性があるといいます。
子どもの足が巻き込まれる「スポーク外傷」
子育て中のママにとっては、子どもと一緒に移動できる自転車はとても便利な存在。しかし、使用方法や自転車の装備などによっては、子どもの足が後輪に巻き込まれてケガをする「スポーク外傷」が起こる可能性があります。
自転車の車輪には、針金のような部品が放射線状に伸びていますよね。これを「スポーク」と呼び、スポークに子どもの足が巻き込まれて負ってしまった擦り傷や切り傷、ねんざなどが「スポーク外傷」です。
独立行政法人国民生活センターが2016年8月18日に公表した「自転車に乗せた子どもの足が車輪に巻き込まれる事故に注意」によると、2011~2016年(4~7月)の間に、医療機関ネットワークに寄せられたスポーク外傷事例は172件もあります。また、172件のうち、52.3%は6歳未満の子どもで起きていて、子どもを自転車の後ろに乗せるときには、注意が必要なことがわかります。