慣れてきたらコップに少量の水を入れて、大人が手を添えて角度を調節して飲ませてあげましょう。上手にできるようになってきたら、コップに水を多めに入れて、ビニールシートの上やお風呂で練習をすると、こぼしてしまっても安心です。
焦りは禁物、練習時の注意点
子育てに焦りは禁物ですが、コップ練習も同様です。なかなか上手に飲めるようにならなくても、急かしたりすると、コップ飲み自体が嫌になってしまうことも。
ただし、コップで遊び始めてしまったら、きちんと注意しましょう。怒るのではなく「コップは水を飲むもので遊ぶものではないよ」としっかり理由を伝えてあげるのが重要です。
コップを実際に持って練習するときは水がおすすめ。ミルクやジュースなどは、こぼしたときにベタついてしまって大変ですし、練習のたびに甘いものを飲ませていると糖分に摂り過ぎになってしまう可能性も…。
コップで飲み物が飲めるようになると、ストローマグなどを持ち歩かなくてよくなるため、荷物も減らせ、外食もぐんと楽になります。最初のうちはこぼしたり、コップに興味を持たなかったりと大変なことも多いですが、できるようになるまでじっくりと練習してみてくださいね。
(文・姉崎マリオ)