性格・性別が変わっても受け入れられる? ひとのどこが愛おしいのか漫画から考える
みなさんは、パートナーのどこが好きですか?性格?もしくは顔?男らしさ?女らしさ?
その好きな部分が変わってしまっても好きなままでいられるでしょうか。記憶喪失で性格が変わってしまっても、性別が変わってしまっても、相手を受け入れられるでしょうか。そんなことを考えてしまった漫画が2作あります。
「オススメ!めおとブックス!」バックナンバー
第1回:他人と一緒に暮らすということ『ラララ』
第2回:「わかっているよ・察してよ」信頼過信を2つの漫画から考える
第3回:グルメ漫画ブーム!何を食べるかよりも「誰とどう」食べるかが大切
第4回:「デキチャッタ!!」産むか迷っているアナタの気を楽にするコミックエッセイ
『青山月子です!』/湯木のじん(集英社 全3巻)
主人公は高校1年生2回目の青山月子。入学早々、交通事故に遭って記憶喪失になってしまいます。
両親や友人たちは「青山月子は友達いっぱいで明るくていい子だった」と言いますが、記憶をなくした今の青山月子はどこか抜けていて、明るく振る舞おうとしても空回り。さらに留年ということで同級生からも浮いています。
彼女は人気者だった「青山月子」