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『PokémonGO』から得た夫婦共通の趣味を作ることの大切さとコツ

メオトーク
「配信開始から1か月で最も収益を上げたモバイル(スマホ向け)ゲーム」として、ギネス世界記録に認定された「ポケモンGO」。

私もやっています。夫もやっています。私たち夫婦には、この『Pokémon GO』が「夫婦共通の趣味」となりました。それぞれ趣味はお互いひとりで楽しんでいたので、新しい発見ばかり。よく「(カップル・夫婦は)共通の趣味があると楽しい」と言いますが、それがどうしてかわかりました。

共通の趣味を持つことのよさ、作りかたを考えてみました。

『PokémonGO』から得た夫婦共通の趣味を作ることの大切さとコツ


いいこと

共通の会話が増える
まずはこれ。
夕食の会話は「今日はどのポケモン捕まえた?」から入ります。

夫婦ともども「ポケモン世代」なのに、まったく「ポケモン」を知りませんでした。「ニャースらしき影をみたよ」「なんかぐるぐるしたやつ捕まえた」とふんわりした会話ですが、夫婦の間でいままでになかった話題です。

ちなみに「なんかぐるぐるしたやつ」は「ニョロゾ」というポケモンでした。

いっしょに出かけることが増える
ある日、夕食を終えた夫がスマホを見て「あそこのポケストップに花が咲いている」と言いました。家の近くにはポケモンのアイテムがもらえるスポットがあります。そこにポケモンがたくさん寄ってくるアイテムを使ったひとがいたようで、いつもよりもカラフルな目印になっていました。

普段、夕食後に外に出かけることはありません。
しかしせっかくなので、ふたりで行ってみました。ついでにコンビニにジュースまで買いに行くという「夜の散歩」、いや立派な「夜のデート」ができました。

これらはきっと「ポケモン」以外でもあることですね。共通の話題で会話が増えるのはもちろん、家の中でできる趣味でもたとえば攻略本を一緒に本屋へ買いに行くとか、道具を買いに行くとか。同じ目的のための行動が増え、夫婦としてのチーム感を高めてくれます。

同じ趣味の作りかた


私と夫が『Pokémon GO』を同じ趣味として楽しめている理由に「お互い知識ゼロだった」ということが強くあります。同じスタート地点から始め、同じレベルであれこれふたりで学習していく。これがとてもよかったのです。


よく「彼の趣味がゲーム。ゲーム中、私はヒマで寂しい」という悩み相談に、「あなたもゲームをやってみたら」と回答されています。しかし私はこれに賛同しません。

スポーツでも同じです。「彼に教えてもらえばいい」と思いますが、どちらかが「先生」と「生徒」になってしまった時点で対等の立場ではなくなり「ふたりでいっしょに楽しむ」ことはできません。

それに「私は彼側に近づいてあげたのに」という思いがどこかに出てくるかもしれませんし、相手も「教えてやってるのに」という思いを持っている可能性もあります。

また、上級者は上級者の楽しみがあります。「教えてあげたい!」という人ならいいのですが、教えるために初級者のレベルに合わせるのが苦手なかたもいますよね。


また、その趣味の世界は没頭できる、大切な「ひとりの時間」かもしれません。そこにズカズカと入り込んでは失礼ですし…とにかくお互い気を遣ってしまうのは良くない!

だから、共通の趣味がほしいと思ったときは自分が得意なもの、彼がすでに始めている以外の「まっさらなもの」をおすすめします。あくまで「ふたり同じスピードで上達できるもの」です。

それが私たち夫婦にはたまたま『Pokémon GO』でした。

ミーハーな気持ちで始めたのですが、大きな気付きがあってとてもよかったです。ちなみに現時点で私はレベル10です…。

ライター:三谷 アイ

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