カメラのホワイトバランスってなに? 私だけの色を見つけよう!
日陰で咲いているきれいな花やオシャレなカフェで撮ったケーキの写真。できあがりを見て「あれ?何だか色が違う…」と感じたことはありませんか?
その理由はとてもシンプル、光のもつ色にあったのです。今回はその光の調節、カメラの「ホワイトバランス」について学んでみましょう!
写真の撮りかた講座バックナンバー
第1回:スマートフォンで子どもを撮るには・1
第2回:スマートフォンで子どもを撮るには・2 記憶に語りかける
第3回:“光”と“影”を使って、恋人を綺麗に撮る方法
第4回:「今日はこの1台!」撮影カメラを決めるには
第5回:桜を美しく写真に残すーー私だけの大切な一枚を撮る
第6回:美味しそう!と思われる料理の撮りかた~前編~
第7回:美味しそう!と思われる料理の撮りかた~後編~
第8回:モノクロ写真にチャレンジ!新しい世界をみつけてみよう~no. 1~
第8回:モノクロ写真にチャレンジ!新しい世界をみつけてみよう~no. 2~
私たちのまわりにはたくさんの光があふれていますが、実は全ての光に固有の色があります。太陽光、曇天、蛍光灯、白熱灯、など…シチュエーションによって光の色は変わるので、カメラの設定もそれに合わせることが大切。
例えば、室内の白熱電球下ではオレンジ色、蛍光灯下ではグリーンかぶりをします。光の色を気にしないで撮影すると、写真が赤すぎたり青すぎたり、「色が違う」と感じる原因に。
ホワイトバランス:白熱球灯
ホワイトバランス:太陽光
ホワイトバランス:蛍光灯
人間の目は優れているので、どんな光源下でも白いものを白と認識できますが、カメラは違います。肉眼で見たときと同じように、白を白に写すための機能が「ホワイトバランス」。
それでは実際にホワイトバランスの設定をしてみましょう。デジタルカメラのメニュー(MENU)から「ホワイトバランス(WB)」を見つけてください。
次に、撮影する場所の光源を確認して光の種類を選んでみましょう。選べる光は以下のとおり。
・太陽光:晴れた日の屋外
・日陰:晴れた日の屋外の日陰
・曇り:曇りの日の屋外、又は日中の室内
・蛍光灯:蛍光灯の室内
・白熱電球:白熱電球の室内
(蛍光灯には「昼光色」「電球色」など、異なる色のものがあるのでご注意ください)
白熱電球蛍光灯太陽光曇り日陰。光を実際の色でイメージして覚えることで、光の色にあった設定ができるようになります。
ホワイトバランス:白熱球灯+B
ホワイトバランス:曇り
ホワイトバランスの基本設定ができるようになったら、次は「私だけの色」を見つけてみましょう。「私だけの色」とは、撮影した時に自分が感じた被写体の色です。
カメラ機能にある「WB補正・微調整」を見て、メニュー(MENU)の中から「WB補正/BKT設定」の項目を探してください。機種によってはホワイトバランスの設定画面から見つかります。
グリーンG、アンバーA、マゼンダM、ブルーB、の座標が出てきます。マゼンタを強くしたければ、矢印をMに近づける、グリーンを強くしたければGに矢印を近づけるといったように調節します。
ホワイトバランス:晴天
ホワイトバランス:晴天+A
マゼンダMやアンバーAを強くすると赤みのある暖かい写真になります。紅葉など赤を強調したい対象にも最適。青みを強くすると、少し幻想的な雰囲気に。
ぜひ自分の感じた色を写真で再現してみてください!
写真の撮りかた講座バックナンバー
第1回:スマートフォンで子どもを撮るには・1
第2回:スマートフォンで子どもを撮るには・2 記憶に語りかける
第3回:“光”と“影”を使って、恋人を綺麗に撮る方法
第4回:「今日はこの1台!」撮影カメラを決めるには
第5回:桜を美しく写真に残すーー私だけの大切な一枚を撮る
第6回:美味しそう!と思われる料理の撮りかた~前編~
第7回:美味しそう!と思われる料理の撮りかた~後編~
第8回:モノクロ写真にチャレンジ!新しい世界をみつけてみよう~no. 1~
第8回:モノクロ写真にチャレンジ!新しい世界をみつけてみよう~no. 2~
ライター:Camélia
その理由はとてもシンプル、光のもつ色にあったのです。今回はその光の調節、カメラの「ホワイトバランス」について学んでみましょう!
写真の撮りかた講座バックナンバー
第1回:スマートフォンで子どもを撮るには・1
第2回:スマートフォンで子どもを撮るには・2 記憶に語りかける
第3回:“光”と“影”を使って、恋人を綺麗に撮る方法
第4回:「今日はこの1台!」撮影カメラを決めるには
第5回:桜を美しく写真に残すーー私だけの大切な一枚を撮る
第6回:美味しそう!と思われる料理の撮りかた~前編~
第7回:美味しそう!と思われる料理の撮りかた~後編~
第8回:モノクロ写真にチャレンジ!新しい世界をみつけてみよう~no. 1~
第8回:モノクロ写真にチャレンジ!新しい世界をみつけてみよう~no. 2~
ホワイトバランスとは?全ての光には色がある
私たちのまわりにはたくさんの光があふれていますが、実は全ての光に固有の色があります。太陽光、曇天、蛍光灯、白熱灯、など…シチュエーションによって光の色は変わるので、カメラの設定もそれに合わせることが大切。
例えば、室内の白熱電球下ではオレンジ色、蛍光灯下ではグリーンかぶりをします。光の色を気にしないで撮影すると、写真が赤すぎたり青すぎたり、「色が違う」と感じる原因に。
ホワイトバランス:白熱球灯
ホワイトバランス:太陽光
ホワイトバランス:蛍光灯
人間の目は優れているので、どんな光源下でも白いものを白と認識できますが、カメラは違います。肉眼で見たときと同じように、白を白に写すための機能が「ホワイトバランス」。
ホワイトバランスを使いこなして、思い通りの色を表現してみましょう!
まずは自分が見た色をそのまま再現しよう
それでは実際にホワイトバランスの設定をしてみましょう。デジタルカメラのメニュー(MENU)から「ホワイトバランス(WB)」を見つけてください。
次に、撮影する場所の光源を確認して光の種類を選んでみましょう。選べる光は以下のとおり。
・太陽光:晴れた日の屋外
・日陰:晴れた日の屋外の日陰
・曇り:曇りの日の屋外、又は日中の室内
・蛍光灯:蛍光灯の室内
・白熱電球:白熱電球の室内
(蛍光灯には「昼光色」「電球色」など、異なる色のものがあるのでご注意ください)
白熱電球蛍光灯太陽光曇り日陰。光を実際の色でイメージして覚えることで、光の色にあった設定ができるようになります。
ホワイトバランス:白熱球灯+B
ホワイトバランス:曇り
ホワイトバランスの微調整で、私だけの色を見つけてみよう!
ホワイトバランスの基本設定ができるようになったら、次は「私だけの色」を見つけてみましょう。「私だけの色」とは、撮影した時に自分が感じた被写体の色です。
料理でいえばスパイス。「私らしさ」のスパイスを少し加えて、写真をもっと魅力的にしてみませんか?
カメラ機能にある「WB補正・微調整」を見て、メニュー(MENU)の中から「WB補正/BKT設定」の項目を探してください。機種によってはホワイトバランスの設定画面から見つかります。
グリーンG、アンバーA、マゼンダM、ブルーB、の座標が出てきます。マゼンタを強くしたければ、矢印をMに近づける、グリーンを強くしたければGに矢印を近づけるといったように調節します。
ホワイトバランス:晴天
ホワイトバランス:晴天+A
マゼンダMやアンバーAを強くすると赤みのある暖かい写真になります。紅葉など赤を強調したい対象にも最適。青みを強くすると、少し幻想的な雰囲気に。
水のある風景は清涼感が、夜景はクールな印象…と設定によって写真の雰囲気もがらりと変わります。
ぜひ自分の感じた色を写真で再現してみてください!
写真の撮りかた講座バックナンバー
第1回:スマートフォンで子どもを撮るには・1
第2回:スマートフォンで子どもを撮るには・2 記憶に語りかける
第3回:“光”と“影”を使って、恋人を綺麗に撮る方法
第4回:「今日はこの1台!」撮影カメラを決めるには
第5回:桜を美しく写真に残すーー私だけの大切な一枚を撮る
第6回:美味しそう!と思われる料理の撮りかた~前編~
第7回:美味しそう!と思われる料理の撮りかた~後編~
第8回:モノクロ写真にチャレンジ!新しい世界をみつけてみよう~no. 1~
第8回:モノクロ写真にチャレンジ!新しい世界をみつけてみよう~no. 2~
ライター:Camélia