「浴育」という言葉を見聞きしたことはありますか?
「浴育」とは東京ガスが名づけた言葉で、文字どおり入浴を通じてその効果や方法、楽しみかたを育むこと。単なる入浴ではなく、お風呂の時間を通じて「遊び」「会話」「学び」を楽しんでほしいという願いが込められています。
今回は浴育のなかでも、ママはもちろんパパにも楽しんでもらいたい「親子での入浴」についてご紹介します。
1. 浴育のメリット
浴育がもたらす効果のうち、大きなものが「親子のコミュニケーション」。自分自身、子どもの頃にお風呂で親とゆっくり話した思い出があるかたもいるのではないでしょうか。
東京ガスの調べでは、「お風呂では親子の会話がはずむ」と考えている人は、「そう思う」と「ややそう思う」を足すとおよそ8割にのぼるそう。
「裸の付き合い」という言葉のとおり、入浴中は人との距離感が縮まったり、お湯のリラックス効果で緊張感が和らぐといわれています。その結果、親子での会話がはずむんですね。
また親側の感想として、「テレビやおもちゃがないため、互いに気が逸れることなく、きちんと会話がしやすい」というものもあります。