財形貯蓄のメリット・デメリットとは? 夫婦の貯蓄術に加えるべき?
つまり、非課税の優遇措置はなかったこととして、これまでのぶんをさかのぼって税金を支払う必要が出てきます。
財形貯蓄を継続しているぶんには問題ありませんが、計画を変更する可能性がある場合はデメリットになることもあるでしょう。
金利が低いためお得に感じられない
低金利時代といわれる現在は、税金が優遇されるといっても金利自体が低いため、収益面でのメリットを感じにくいという方もいるでしょう。貯蓄にまわせるお金は決まっていると考えると、効率的な資産運用かという観点からはデメリットがあるといえるかもしれません。
まとめ
財形貯蓄は、会社の制度を通して着実にお金を貯めていく方法です。税金や金利などの優遇措置がありますが、人によってはそれほど大きなメリットを感じられないということもあるでしょう。
しかし、将来を考えた貯蓄が必須である夫婦にとっては、お金を貯めやすい仕組みかどうかという点に着目することも重要なポイントです。
つい浪費してしまうという方や、ストレスなくお金を貯めたいという方にとって、財形貯蓄は有効な方法といえるでしょう。
将来のお金について、夫婦でぜひ話し合ってみてください。
参考:
厚生労働省『勤労者財産形成促進制度』