要介護認定を受けるための申請方法とは? 認定を受けるために必要なこと
要介護認定を受けるメリット・デメリット
要介護認定を受けると、次のようなメリット・デメリットが生まれます。
メリット
要介護認定されると要介護度に応じて介護保険が適用され、以下のような介護サービスを受けることができます。
- 居宅サービス…自宅にいながら受けられる介護サービス。訪問介護や通所介護(デイサービスなど)、ショートステイ、福祉用具レンタルサービスなども居宅サービスに含まれる。
- 施設サービス…本人が介護施設に長期滞在して介護を受ける。介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)・介護老人保健施設などが施設サービスに相当する。
- 地域密着型サービス…住み慣れた環境で、地域の人と交流しながら受けられる介護サービス。地域密着型の小規模なグループホームや24時間対応可能な定期巡回サービス、認知症の高齢者に特化したケアなど、さまざまなサービスがある。
要支援認定された場合も要介護認定より金額は低いものの介護保険が適用され、上記の介護サービスのうち要支援認定者向けのサービスを受けることができます。自立(非該当)と判定された場合は介護保険が適用されませんが、地域の保健福祉サービスなどを使うことは可能です。