中村芝翫・歌之助 親子と中村橋之助・福之助 兄弟が見どころ満載の二演目を演じる 『令和4年度 松竹歌舞伎 舞踊公演』東京都北区の北とぴあで開催! カンフェティでチケット発売
「操り三番叟」
国土安穏五穀豊穣を祈念する能『翁』をもとにして、歌舞伎では「三番叟」の舞踊が数多く作られました。『操り三番叟』は、糸操りの人形が三番叟を踊るという趣向による作品で、嘉永六(一八五三)年二月、江戸河原崎座で初演されました。
糸操りの人形が踊っているように見せるのが演じ手のしどころであり、人形を操る後見との息のあった振り事が大きなみどころとなっています。
「連獅子」
この作品は能の『石橋』をもとに、獅子が我が子を千尋の谷に落とし、この試練を乗り越えた子のみを育てるという伝説をふまえて作られた、歌舞伎の人気舞踊です。作者は河竹黙阿弥で、明治五(一八七二)年七月、東京村山座で初演されました。
親子の獅子の試練と、その情愛を描いた前半の狂言師の踊り、それぞれの宗派の尊さとを論じる間狂言の「宗論」、さらに後半の勇壮な獅子の精の狂いと、みどころ多い作品をお楽しみください。
公演概要
『令和4年度 松竹歌舞伎 舞踊公演』
公演日時:2022年7月1日 (金)13:30開場/14:00開演
会場:北とぴあ さくらホール(東京都北区王子1-11-1)
■出演者
中村芝翫
中村橋之助
中村福之助
中村歌之助
中村松江ほか
■チケット料金
【一般】
S席:7,500円A席:5,000円B席:3,000円
【U-25】(25歳以下)