2024年3月1日 18:10
関西圏のライブ・エンタテインメント産業および音楽文化の持続的発展に向けて ACPC関西支部会が新アリーナ建設計画に関する声明文を発表
【森ノ宮アリーナ建設計画について】
現在新たに計画されている「森ノ宮アリーナ」の規模は13,000席を期待しておりましたが、建物横幅が80mに限定され、10,000席規模になると聞き及んでおります。10,000席規模での建設となった場合、コンサート利用では採算が困難となり、積極的な活用に至らない事が強く懸念されます。
アリーナの償却は60年と聞いており、国際都市である関西でのコンサート文化を長きにわたり支える意味でも、需要に満たない規模での建設計画は避けるべきと考えます。今後、関西圏におけるアリーナ会場は、利用率の7割相当は当協会の会員によるものと予想され、エンタテインメントで活用することで、アリーナの運営計画はより確実になります。
いま一度、アリーナ建設計画の規模において再検討いただき、会場を利用する公演事業者と早期に意見交換会・協議の場を設けていただきたいと思います。
関西支部会による声明の全文、会場数・市場規模等の関連データと図表は、下記のURLよりご確認いただけます
http://www.acpc.or.jp/kansaibranch/statement/
コンサートプロモーターズ協会(ACPC)