”数十年に一度だけ咲く花” 日比谷公園で『アオノリュウゼツラン』が開花しました!
下部のつぼみから花を付け始めたアオノリュウゼツラン(日比谷公園にて2024年7月11日撮影)
日比谷公園の「アオノリュウゼツラン」
開花したつぼみ(2024年7月11日撮影)
開花した様子のアップ(2024年7月11日撮影)
今回花を付けたリュウゼツランが植えられた時期の詳細な記録は、残念ながら残っておりませんが、日比谷公園には昭和初期からリュウゼツランが植えられていたようです。今回の株については、過去の写真を遡ると、1960年前後に現在とほぼ同様の場所に植えられた株のようです。それが正しければ、植えられてから約60年経過していると考えられます。日比谷公園では、2019年7月19日に同じ花壇にあった別株のアオノリュウゼツランが咲き、話題を集めました。アオノリュウゼツランは花を付けた後、子孫を残しつつ徐々に一生を終えます。現在、2019年に花を咲かせた株の子孫が、親の株があった場所に植えてあり、まだ小さな株ですが見ていただくことができます。
日比谷公園について
日比谷公園は幕末までは松平肥前守をはじめとした大名屋敷があり、明治になってからは陸軍練兵場として使用されました。