今、話題になっている「STOMP(ストンプ)」。バケツ、デッキブラシ、ゴミ箱のふた、ビニール袋。さらにはタイヤチューブや新聞紙など、あらゆるものが楽器となるパフォーマンスショー。世界各地で公演を開催しローレンス・オリヴィエ賞を受賞。ニューヨークのオフ・ブロードウェイでは29年間上演。一度は見ておくべき作品と言われている。そのSTOMPが今、東京渋谷で、13年ぶりの来日公演を開催している。
Photo:taro
<気になるステージを一部紹介(レポート記事より)>
ストンパー(『STOMP』のパフォーマー)が一人ステージに現れると、客席からヒューヒューという口笛と歓声、拍手が起きた。
そうそう、このノリを待っていた!劇場全体が一体となって盛り上がる、これぞ『STOMP』だ。音とリズムに溢れたノンストップの 100 分間。ストンパーたちの一挙一動に目を凝らし、耳をすまし、一生懸命手を叩くうちに、いつしか自分もSTOMP界の住民になってしまった。ブラシって使い方次第でこんな音がするんだな、今度スーパーに行ったらショッピングカートを鳴らしてみよう!小さなマッチ箱ですら楽器になる...などなど、驚きと気づきに満ちている。