泣けない人を泣けるようにする個別涙活(るいかつ)相談会を感涙療法士が10月27日に神奈川・鎌倉の「鎌人いち場」で実施します。
確かに泣いても根本的な解決にはなりません。しかし、涙を流すことはストレス発散になったり気持ちを落ち着かせたりする効果があり、決して無駄なことではないのです。
④「泣き方を忘れた」
「恥ずかしい」「弱みを見せたくない」「泣いても何も解決しない」などの思いから、ずっと涙を我慢していると、だんだん悲しみや辛さに心が鈍感になり泣けなくなってしまいます。泣きたい程の辛い気持ちでも、涙が出なくなってしまうのです。これが続くと精神的に病んでしまう恐れがあります。
◆涙活のメリット
1.心のデトックス効果
慢性的なストレスは、心臓発作のリスクを高めることや脳に損傷を与え、消化器官の漬瘍、緊張性頭痛、偏頭痛などの疾病に繋がるといわれています。涙には、コルチゾールと呼ばれるストレス成分を低下させる作用があります。コルチゾールは、別名ストレスホルモンと呼ばれており、心身の健康に悪影響を及ぼします。
そのため、涙には、ストレスホルモンを体外に排出するデトックス効果があるといえます。泣いたあとになぜか気持ちがスッキリしたと感じるのはこのためなのです。
2.リラックスした状態になる
リラックスした状態とは、副交感神経が優位な状態にあることを指します。