2040年までに起きる南海トラフ地震に専門家が警鐘を鳴らす。『M9地震に備えよ 南海トラフ・九州・北海道』を8/9発売。
著者は「南海トラフ巨大地震は今から約十年後に起きる」「被害規模は東日本大震災より10倍大きい」「総人口の半数6800万人が被災する」という予測を大胆に示し、「この三項目だけでよいので、皆さんの家族・友人・会社・コミュニティの方々へしっかり伝えていただきたい」と訴えています。さらに「今から準備に着手すれば犠牲者の8割、インフラ被害の6割まで減らせると試算されている」とも述べ、自分が暮らす地域ではどうやって命を守ればよいのかを真剣に考えて欲しいと結んでいます。
■『M9地震に備えよ南海トラフ・九州・北海道』について
今後、東日本大震災と同じマグニチュード9の巨大地震が、三つ起こる可能性があります。震源域はそれぞれ、千島海溝と日本海溝、南海トラフ、九州・沖縄沖の琉球海溝です。本書ではこの三つの巨大地震について取り上げるほか、犠牲者最大2万3000人と推測されている首都直下地震や房総半島沖地震、2020年代に桜島や有珠山が噴火する可能性など、警戒すべき大地震を平易に解説します。
【著者】
鎌田浩毅[かまた・ひろき]
京都大学名誉教授、京都大学経営管理大学院客員教授、龍谷大学客員教授。1955年生まれ。