猟師と小グマの絆がつむぐ、あたたかくも悲しいものがたり。新刊絵本『クマのろくた』、9月21日発売!
『クマのろくた』書影
株式会社みらいパブリッシング(所在地:東京都杉並区高円寺、代表取締役:松崎義行)は、モモンガプレスから、新刊『クマのろくた』(著者:太田甲子太郎) を2021年9月21日に発売いたします。
詳細 URL:
https://miraipub.jp/books/14493/
内容紹介
猟師と小グマの絆がつむぐ、あたたかくも悲しいものがたり
江戸時代の頃のこと。
猟師の与重は、親からはぐれた子グマを拾い、
女房のキミと育てました。
夫婦には子どもがなかったせいもあり、
ふたりは我が子のようにろくたをかわいがりました。
やがて成長し、おとなのクマになったろくたを
与重は山へ返します。
猟師である与重は、ろくたにてっぽうを向ける日が
来ないことを願いつつ、別れを告げます。
それから何か月か経ち、人を襲うクマが
与重の村に現れました。
村人たちは、人を襲うクマはろくたに違いないと
口々に噂します。
与重はろくたは人を襲ったりしないと信じていましたが、
村の長に命じられ、ろくたを処分することを決めます。
ひとり狩りの支度をし、山へ入っていった与重が出会ったのは――
「絵本はあったかいが王道でしょうが、涙をさそう絵本があってもいいのでは、と思います。