<ダイキン 世界の空気感調査> 世界12都市1,200人に聞いた「エアコンと空気に関わる意識・文化」
を算出しました。その結果、平均設定温度が最も高いのは26.2℃の東京、最も低いのは21.9℃のラゴス(ナイジェリア)で、その差は4.3℃となりました。ラゴスに次いで平均設定温度が低いのは、サンパウロ(ブラジル)の22.2℃、ニューヨーク(アメリカ)の22.4℃です。出身国や個人の体質で温度の感じ方は変わると言われていますが、ラゴス、サンパウロ、ニューヨークでは、より低い温度を快適と感じる人が多いようです。
一方、アジア圏の東京、バンコク(タイ)、上海(中国)の平均設定温度はその他の都市と比べると高めの結果となりました(東京:26.2℃、バンコク:25.1℃、上海:25.0℃)。アジア圏では寒さに敏感であったり、省エネのために温度が過度に低くならないよう気を付けたりする人が多いのかもしれません。
日本では省エネを促すために、室温28℃を目安にしてエアコンの温度を設定することを政府が推奨しています。東京の平均設定温度が高いという結果になった背景には、環境を意識した政府の呼びかけも影響していそうです。
また、今回の調査から、東京では90%以上の人がエアコンを使用する際に電気代を気にしており、12都市の中で最も多いことがわかりました。