中国化する日本、ライブコマースに活路を見出すD2Cファッションブランド
身近なインスタライブこそ、ブランドにとって等身大のインタラクティブツール。最大限に活かしてファンとの距離をより近いものに!
さまざまなツールについて検討するも、一度に全てをかなえてくれるものがなかなか無いという現状がみえてきました。もっとも、ブランドも
顧客も多様化しているわけですから、双方のニーズも複雑に絡み合い、一挙に解決をみないのも当然といえるでしょう。
入り口として、ツールが多くの人にとって、標準装備のものであることが好ましいに決まっています。ブランド側が一方的に発信をスタートするにあたり、顧客が新たにアプリの導入を強いられるのでは、その時点でワンステップ、普及が遠のいてしまうからです。
今さらながら、若者にとって最大公約数的な視点からも、まずインスタグラムがツールとしての強みがあります。長きにわたり継続してきたインスタアカウントであれば、当然ながら、これまでにフォロワーを増やしてきた過程で、すでにインタラクティブな関係の構築ができているわけで、ライブコマースが定着しきれない理由の一つでもある、ファンとの関係性の薄さもすでに解決済みといえます。意外にもいいとこどりのツールは、こんな身近なところにあったというわけです。