中国化する日本、ライブコマースに活路を見出すD2Cファッションブランド
インスタライブにおいては、ライブコマースのプラスポイントである「画像やテキストでは分かりにくい説明を聞くことができる」「買い物をするとき、不明点や疑問点をすぐに確認できる」「商品の使い方について実演してくれる」については、同様にカバーすることができて、ライブコマースのマイナスポイントである「配信のタイミングが合わないことが多い」や「買い物はじっくり行いたい」については、インスタライブをアーカイブすることで解消、「テレビショッピングみたいで嫌い」については、先に書いたファンとの関係性があることや、決済機能と直結しすぎていないことで思いがけず問題回避できているといえます。
ライブコマースにしても、バーチャル試着にしても、今後はさらなる技術の進歩や、地域の購入スタイルに寄り添った発展などが期待できますが、現時点では、インスタライブという場を、そのインタラクティブ性を最大限に活かして、ブランド側が丁寧に作り上げていくことが一つの策として有効だろうという結論がみえてきました。
これらをふまえて、PRIVEVEでは、複数のスタッフ(152cm~163cm)によるインスタライブの配信を企画し、まずは、キックオフ前のアンケートを実施。