の開発、実践による地域づくり、街づくりの先駆的モデルの構築を手掛ける加藤孝明氏。基調講演では、防災を取り巻く最近のトレンド、時代を先取りするためには何が必要か、自ら関わる新しい街づくりの紹介を通してこれからの危機管理産業のあり方を議論します。
■パネルディスカッション 気候変動×国難級災害×人口減少×老朽化に立ち向かう これから求められる危機管理製品・サービス
これからの危機管理で考えなくてはいけないキーワードが、気候変動、南海トラフ・首都直下地震などの国難級災害、人口減少、そしてインフラなどの老朽化です。これらに立ち向かうためには、平時の生活の中に危機管理を埋め込み、日常的に危機管理レベルを高めていくことが求められます。
本パネルディスカッションでは、身のまわりにあるモノやサービスを、日常時はもちろん非常時にも役立てる「フェーズフリー」という概念を提唱されている一般社団法人フェーズフリー協会代表理事の佐藤唯行氏、欧米諸国を中心としたレジリエントで魅力的な街づくりと、デジタル化による地域の災害対応力向上などを研究する国際大学GLOCOM主任研究員・准教授の櫻井美穂子氏、そして都内の中小企業の防災製品・サービス開発を支援している公益財団法人東京都中小企業振興公社企画管理部助成課課長代理(助成担当)