「島根あさひ盲導犬パピープロジェクト」受刑者と共に子犬を育てる育成ボランティア修了式を開催
中国地方初の盲導犬訓練施設となる公益財団法人日本盲導犬協会(理事長:井上幸彦)島根あさひ訓練センターでは、2008年10月1日より、訓練生(受刑者)が盲導犬パピー(子犬)を育てる「島根あさひ社会復帰促進センターにおける盲導犬パピー育成プロジェクト(略称:島根あさひ盲導犬パピープロジェクト)」を進めて参りました。訓練生とともに、「ウイークエンドパピーウォーカー(以下パピーウォーカー)」と呼ばれる地域ボランティアと協力しながら盲導犬候補の子犬を育てているのが特徴です。
第13期プロジェクトでは2021年11月から4頭の犬を育成しており、今年7月およそ8か月間の育成を終えて、犬たちは旅立ちの時を迎えます。これに先立ち、6月26日(日)に、パピーウォーカーの修了式を開催いたします。修了式では、愛情たっぷりに育てていただいたパピーウォーカーへ感謝を伝え、これから盲導犬になるために訓練を行う犬たちへエールを送ります。
盲導犬の育成にはパピーウォーカーをはじめとする多くのボランティアの支えが必要です。このようなボランティアの存在や当プログラムの取り組みについて広く皆様に知っていただきたく、ご取材のほど宜しくお願い申し上げます。