・2017年3月15日より長期飼育していたマンボウが2024年11月13日に死亡しました。 ・マンボウは生態に不明な点が非常に多く、飼育が難しいなか、飼育期間は2,800日で、鴨川シーワールド(千葉県)の2,993日に次いで国内で2番目の長期記録となりました。
京福電気鉄道株式会社(本社:京都市中京区、社長:大塚憲郎)の子会社である三国観光産業株式会社(本社:福井県坂井市、社長:増田寿男)が経営する越前松島水族館(福井県坂井市、館長:松原亮一)では、2008年にマンボウ専用水槽を設置し、本格的なマンボウ飼育に取り組んでまいりました。2017年3月15日に、すさみ町立「エビとカニの水族館」(和歌山県)より搬入したマンボウは、7年8ヶ月の長期にわたり、ご来館いただいた多くのお客様に親しんでいただいてまいりましたが、11月13日に死亡しました。その後、死亡原因の調査を実施し診断結果が出ましたのでお知らせいたします。マンボウをご覧いただいた多くのお客様ならびに搬入・飼育に関わった皆様に心よりお礼申し上げます。
このマンボウは、今年5月より泳ぎ方や食欲が不安定となりました。その後は体調の改善と悪化を繰り返し、11月に入ってからは動作緩慢、食欲不振の症状が強まり、飼育員が懸命に対処してまいりましたが、13日夕方に残念ながら死亡しました。