サッカーのゴールキーパーを専門に指導するクラブチーム「ハラトシGKラボ」が熊本で始動
そんな状況を変えようと、動いたのが小学校4年生からサッカーのゴールキーパーを努め、世界でもプロ選手としてプロチームに所属した原選手だ。日本のサッカー界に貢献したいとの想いで、新たに中学校の教員を辞め、熊本でゴールキーパーを専門に指導する「ハラトシGKラボ」をスタートさせた。
オーストラリアではプロゴールキーパーとして活躍
ゴールキーパー専門のコーチになろうと思ったきっかけ
原選手は、小学校からサッカーを始め、福岡大学では日本代表の永井謙佑選手らとプレーし、大学3年生の夏のインターカレッジで優勝した経験を持つ。オーストラリアでもプロ選手として活躍するなど、プロのゴールキーパーとして海外経験もある。
しかし、長いサッカー選手時代のなかで、福岡大学サッカー部にて、先輩の引退がかかったリーグ戦において、GKである自分のミスから失点をしてしまい、先輩を引退させてしまったということがあったという。その後、自分のなかでもとても落ち込み、現在もその時のことを悔やんでいるという。
「GKとしてもっと専門的な指導やトレーニングができていれば、そのミスはなかったのではないか・・・」と感じた経験が、現在の活動の原点だ。