2024年2月15日 12:00
【BS松竹東急】五社英雄特集 2月20日(火)夜8時より3作品を放送
映画版『三匹の侍』や『人斬り』などの時代劇でも、それまでになかった斬新な殺陣とカメラワークによる迫力ある表現を開拓しています。
今回の特集では、別子銅山で起きた実際の事件に基づく西村望の同名小説を映画化した『薄化粧』、数奇な運命に翻弄される女性の哀しみを奇抜なアクションと斬新な演出で描いた『十手舞』、総製作費20億円をかけてオールスターキャストで挑んだ『226』の3作をお届けいたします。
【日本の名匠シリーズ極彩色のエンターテイナー五社英雄特集】ラインナップ
“なにしてもええで・・・やさしゅうして。” 緒形拳、松本伊代、浅野温子、藤真利子による 男女の愛を描いた傑作ドラマ
『薄化粧』2月20日(火)夜8時
© 1985 松竹株式会社
昭和23年。坂根藤吉(緒形拳)は鉱山で炭鉱作業員として働きながら、妻のふくみ(浅利香津代)と息子と三人でつつましく暮らしていた。ある日、落盤事故が発生。炭鉱作業員の代表として会社と補償問題の交渉に当たった藤吉だが、逆にいいように会社側に丸めこまれ、次第に人生の歯車に狂いが生じ出す。会社からつかまされた裏金を使い、若くて美しい未亡人の地所テル子(浅野温子)