現生人類の成り立ちを 知ることで、ヒトや社会の多様性を考えていく『こどもホモ・サピエンス』が9月6日に発売!
が地球上に存在していました。さまざまなタイプの人類が地球上に登場して繁栄しましたが、消えていってしまいました。(中略)
現代社会は互いに多様性を認め合い、さまざまなヒトが暮らしやすい社会を目指しています。人類学の視点では、みな同じホモ・サピエンスなのですから、見た目や考え方に多少の違いはあっても、生物として共存できるはずです。しかし、文化的・社会的に衝突が起きてしまうことがあるのも事実です。それもまた、社会を形成し、高い技術力や芸術性、想像性など多様な能力を持つホモ・サピエンスという生物ならではの課題なのかもしれません。本書を通して私たち現生人類の成り立ちを知っていただくことで、ヒトや社会の多様性を考えるきっかけになれば幸いです。
(監修者執筆・本書「はじめに」より抜粋)
もくじ
『こどもホモ・サピエンス人類の起源、日本人のルーツについて考える本』もくじ①
『こどもホモ・サピエンス人類の起源、日本人のルーツについて考える本』もくじ②
『こどもホモ・サピエンス人類の起源、日本人のルーツについて考える本』もくじ③
はじめに
現在も生き残っている人類は、みんな同じホモ・サピエンスという一種
第1章 人間について考えてみよう!
そもそも人間ってなんだろう?
人の外見の違いってなんだろう?
人間の祖先はサルって本当?
進化ってなんだろう? …など
第2章 人間が生まれるまで
地球が生まれたのは約46億年前
人類が生まれたのはおよそ700万年前
最初の人類「猿人」