江ノ電・嵐電 姉妹提携15周年記念 共同PR事業「あたらしいコトみつけよう」第4回
、嵐電 宇多野(うたの)」を取り上げて制作しました。
第4回目はこれから訪れる春を賑わす、古都の花のお寺と最寄り駅を紹介します。
御室仁和寺は888年に創建された真言宗御室派の総本山です。「御室御所」と呼ばれ代々皇室から住職を迎えた門跡寺院で、境内の「御室桜」と呼ばれる背丈の低い遅咲きの桜の林は、4月中旬頃に見頃を迎えます。仁和寺は1994年、ユネスコの世界遺産に登録されました。
極楽寺は1259年に鎌倉幕府二代執権北条義時の子で、京都とのつながりもあった北条重時が開基となり創建された真言律宗の寺院です。毎年、桜が境内を彩る4月7日・8日の2日間には通常非公開のご本尊「釈迦如来」のご開帳、北条重時・忍性の墓などが公開され多くの参詣者で賑わいます。
タイトルにもあるように、栄えのある季節を草木も私たちも心待ちにしておりました。
お寺と草木がじっと蓄えて、今春も咲かせた花をご覧になることで、改めて生の美しさを感じてはいかがでしょうか。【背景】
鎌倉と京都は、政治・経済・文化など、長い歴史の中で連携・交流し、また時に東西政権で激しく争うなど、深いつながりを持つ東西の古都です。近年は急増する観光需要の中、特定のエリア・時間帯への極端な観光集中など、共通するオーバーツーリズムの課題も抱えています。