ペット関連のサブスクが好調によりEC購入は全体の4割近く - アメリカにおけるペット関連消費調査 -
NIQ Japanは、NIQ USペットケアチームが4月11日の「ナショナル・ペット・デー」に合わせて行ったアメリカのペットに関する消費者調査の内容を6月27日に発表した。
【概要】
・サブスクの拡大によりECでの購入が普及し2023年はペットケア全体の売上の39%をECが占めた。
・Z世代とアジア系世帯のペットケア製品の購入率は、2022年と比較しそれぞれ+10.5%と+9.4%と他の世帯を圧倒している。
【USの消費者はペットフートのサブスクの利便性を活用】(図1)
ペットケアはインフレなどの要因でお財布事情が厳しい中でも成長を続けており、2023年にはオンライン(13.4%増)と店頭(5.0%増)の両方で、その他のカテゴリーよりも金額の伸びで上回っている*1。サブスクの利便性活用が進み、オンラインでの購入が上昇し、ペットケア全体の売上の39%を占めた。*2ペットケアで消費される金額のほぼ80%は、実店舗とオンラインの両方を利用する買い物客によるもので、サブスクによりオンラインのシェアが拡大している*3。
【ペットケア用品は、店舗全体のインフレ率を上回る部門のひとつ】(図2)