【宝グループトピックス】アメリカ「バークレー蔵」で伝統的酒造りと現地に根付く新しいSAKE文化を創出
宝ホールディングスWebサイトに宝グループのオススメコンテンツを紹介する「トピックス」コーナーを新設しました。直近の記事をご案内いたします。
<目次>
・清酒生産量はトップ、全米のシェアは3割にのぼる
・水と米と気候に恵まれたバークレーで40年以上酒造り
・米系マーケットがブルーオーシャン!
・バーボン風味と高酸度のイノベーティブなSAKEを発売
清酒生産量はトップ、全米のシェアは3割にのぼる
2024年12月、日本の「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されることとなった。杜氏や蔵人が麹菌を使い伝統的手法で造り上げる日本酒や焼酎などの酒造り文化が評価されたのだ。2013年に登録された「和食」と相まって、和酒への世界的な注目や評価が高まりそうだ。
アメリカで日本食が広まるきっかけは、1950年代に多くの日系企業がアメリカに進出し、主要都市に日本人駐在員が多数滞在するようになったことだ。宝酒造は日本食と清酒の需要が急増すると見て、1951年から「松竹梅」の輸出を開始した。80年代に入ると寿司などの日本食が世界に広がり、アメリカに住む人々の間でも清酒への関心が高まった。
これを好機として1983年にTAKARA SAKE USA INC.(以下、米国宝酒造)