寝づらい熱帯夜…睡眠で脳も肉体も効率よく回復させるには?
脳神経の正常な働きを助けてくれるビタミンB12:
快眠を得るには、自律神経を安定させる必要がありますが、そのために欠かせないのが脳神経の正常な働きです。ビタミンB12はその働きをサポートします。ビタミンB12はシジミや赤貝などの貝類や牛・豚・鶏レバーなどに多く含まれます。
ドーパミンを作るのに必須といわれる鉄:
神経伝達物質の一つであるドーパミンは主に筋肉に分布しており、快活さや元気さをもたらします。ドーパミンがしっかり分泌され、日中に元気に活動していれば、夜になるにつれて眠気がやってきて、自然に眠りにつくことができます。ドーパミンはフェニルアラニンやチロシンという成分から合成され、その過程で鉄が使われます。鉄はヘム鉄と非ヘム鉄の2種類に分かれますが、ヘム鉄は牛・豚・鶏レバーや牛肉、赤貝、マイワシ、カツオ、マグロなどに多く含まれ、非ヘム鉄はレンズ豆や納豆、枝豆、小松菜、ひじき、厚揚げ、サラダ菜などに多く含まれます。
ラクチュコピクリン:
レタスに含まれる成分であるラクチュコピクリンには、睡眠を促進する効果があることがわかっています。
特に夜にレタスを食べると、寝付きが良くなる効果が期待できます。