医療従事者を志す10代の若者に向けて『未来の医療で働くあなたへ 』河出書房新社より刊行
少子化の中で、国公立大学前期の医学部志願者は前年より増えるなど、医学部人気が沸騰しています。背景として、コロナ禍下、最前線で活躍する医師をはじめとする医療従事者の姿に心打たれ、志望する生徒が増えたとも言われています。また、先行き不安定な時代にあっても専門性が高く、経済的にも安定していると考える人も多いでしょう。しかし、今まさに医療は変曲点にあると話すのが、医療未来学者の奥 真也(おく しんや)医師です。
医師であり、同時に世界の最先端の医療に精通する奥医師が上梓した『未来の医療で働くあなたへ (14歳の世渡り術)』(河出書房新社)では、10年、20年後に医療の現場で働こうと考えている10代の人たちへ、過去から現在、そして未来の日本の医療はどうなって、どこに向かおうとしているのか?ということがリアルに描かれています。
実際に医療現場を内側から体験した後、医療ビジネスの世界で企業側(外側)から医師や医療現場をとりまく環境を見続けてきた経験から、ドラマや映画では描かれない真の医療現場の「今」と「未来」について丁寧に解説、ロボットと共に働くことが当たり前になる未来の医療現場で働く10代に向けて、進歩する医療を紹介し、医師を目指す心構えや進路について伝えています。