アメリカのペット用品市場でプライベートブランド売上が前年比21.5%増加 - ペット用品市場2023年第三四半期レポート -
NIQ/GfK Japanは、アメリカでの2023年第三四半期におけるペット用品市場のトレンドレポートを9月10日に発表した。
【概要】
今日のペット市場において、プライベートブランド商品が重要なトレンドとなっている。消費者は出費を抑える方法を求める中でこのトレンドを積極的に取り入れている。
アメリカではインフレ圧力が高まり続ける中、消費者は節約方法を模索している。その結果、39%の消費者がプライベートブランドの購入を最も重要な節約方法として挙げている。NIQ USのデータによると、ナショナルブランドのペット用品の売上は前年と比較して11.1%の増加に留まった一方で、プライベートブランドの売上は21.5%の増加を記録した。消費者の大半は通常、ナショナルブランドとプライベートブランドの両方を比較検討し購入するが、最近ではプライベートブランドに対する関心が高まっている。特に、これまでナショナルブランドのみを購入していた消費者もプライベートブランドを試し始めており、世帯収入別で見ると、最も裕福な家庭が最も裕福でない家庭よりも35%多くプライベートブランドの商品を購入していることが明らかになっている。