2021年9月3日 10:00
小学校受験のエキスパート、青山家庭教育サービスほしの会代表・高木宏子氏が登場!話題の本.com新着インタビュー公開
小さなお子さんに勉強をさせるわけですから、そう思われるのも無理はありません。しかし、中学受験や大学受験のように詰め込んで勉強させるものではなく、家族との関わりなしでは「合格」は難しいのが小学校受験の現実です。
私立小学校が求めているのは、生きた体験を豊富に持ち、遊びの中から多くを学んできた子です。具体的には、身の回りのことは自分でできる、兄弟姉妹やお友達とたくさん遊び、社会性、協調性が身に付いている、他者を思いやることができる子どもです。
小学校受験のすべての題材は、家庭にあるといっても過言ではありません。ご両親がお子さんとどのように関わり育ててきたのか、日常生活をどのように過ごしてきたのか。家族で屋外に出かけ自然の中で様々な体験をしてきたか。家庭内ではお手伝いや親との遊びの中でたくさんのことを学んできたかが試される場だといってもよいでしょう。
そういった意味で「親子で楽しむ」ことが小学校受験の要になると考え、書籍のタイトルとしました。
――改めて著書刊行のきっかけをお聞かせください。
小学校受験に長年関わってきた中で、誰の目にも素晴らしいと思えるお子さんに出会った経験がありますが、いずれも家庭の中で多くの学びを得ていました。