【星野リゾート】真に肌に寄り添うスキンケアライフスタイルブランド『OSAJI(オサジ)』とエコツーリズムリゾートを目指す『星野リゾート 西表島ホテル』が環境に配慮したインバスアメニティを開発
今回のインバスアメニティの開発にあたっては、年単位でプロダクトをブラッシュアップしていくプロジェクトにしたい、ということでコンセンサスを取りスタートしました」
・西表島ホテル総支配人細川正孝
「西表島のような希少な自然環境を保有する地域でのホテル運営者として、“このすばらしい自然環境が持続的に維持可能な状態であるためにホテルとしてできることは何か“ということを現場スタッフと考え続け、世界遺産の地にあるエコツーリズムリゾートでの滞在の一つの提案として、今回のプロジェクトをスタートすることに至りました。」
■オールインワンソープ開発背景
自然を守りながら安定的な人の暮らしを持続していくにあたり、今回テーマにしたのは、『水の循環』。離島では下水設備がほとんど整っておらず、生活排水は各建物が浄化槽を設けることで海に放流して問題のないレベルまで浄化されます。しかし、浄化槽での処理は微生物の働きを利用して行われていますが、汚泥の汲み取りや薬剤残量確認など、浄化槽の状態確認やメンテナンスは各建物に委ねられています。ホテルなど規模の大きい施設ではできる限り浄化槽の負担を減らせるよう排水の質を考えていく必要があり、排水処理の負荷を軽減するには、ボディソープ、シャンプー、トリートメントといったインバスアメニティの数そのものを減らすことが重要と考えました。