くらし情報『ネット炎上の恐怖を描くサスペンス『ディープフェイク』身に覚えのない動画が主人公の人生を狂わせる』

ネット炎上の恐怖を描くサスペンス『ディープフェイク』身に覚えのない動画が主人公の人生を狂わせる

株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2021年10月13日に『ディープフェイク』(福田和代著・税込1,980円)を発売します。本書は、見破ることが難しい精巧なフェイク画像や動画を作るAI技術「ディープフェイク」をテーマにしたサスペンス小説です。米大統領選でもその影響が懸念された技術を題材に、クライシス小説の旗手が誰にでも起こりうる恐怖を描きます。昨今のSNSに関連するニュースに対しての、メディアの報道のあり方にも切り込んだ作品です。

目次

・誹謗中傷、ネット炎上…福田和代が問う「ネットリテラシー」
・あらすじ
・『ディープフェイク』について


ネット炎上の恐怖を描くサスペンス『ディープフェイク』身に覚えのない動画が主人公の人生を狂わせる

『ディープフェイク』表紙

誹謗中傷、ネット炎上…福田和代が問う「ネットリテラシー」

『ディープフェイク』は「WEB文蔵」での連載(2020年4月から2021年2月)を書籍化しました。もともと、ネット上に偽物の自分が作られていくことの恐怖を描こうとした作品でしたが、連載が始まって間もないころ、SNS上での誹謗中傷を苦にした出演者の自殺により、リアリティ番組が打ち切りとなりました。著者の福田和代氏はこの事件に衝撃を受け、大多数による匿名の誹謗中傷によるネット炎上が、どれだけ重い結果を生むのかを丁寧に描こう、と決意されたことが、物語に反映されています。

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