2023年6月21日 17:00
【不動産コンサルティング監修】信頼できる不動産業者の選び方や、避けたい業者の特徴などを解説する記事を公開
その理由は次の通りです。
・近隣にライバル物件が現れる
・長期間売れていないことを理由に買主候補が強気の値下げ交渉に出る
・現金化を急ぐために価格よりも期間重視で値下げに至る
・築年数の節目を迎え、物件価値が下がる
売り出し期間が長期化すると、当初は存在しなかったライバル物件が現れるリスクが高まります。価格競争に勝つために、値下げをする必要が生じるでしょう。
また、売り出し日は公開されるため、長期間売れていないことを知った買主候補が強気の値下げ交渉に出る可能性もあります。不動産の現金化を急ぐ事情がある場合、交渉に応じるよう不動産業者に促されるケースが少なくありません。
築年数の節目も重要なポイントです。築年数が経過するほどに物件価値は下がるほか、売れ筋の築年数を超過すると需要も低下します。たとえば中古マンションの場合、築6~10年が人気の傾向があります。
売却期間の長期化によって築11年目の節目を迎えてしまうと、売れにくくなることが考えられます。
監修者からのコメント
売却期間が長期化して、値下げせざるを得ない状況に陥らないためには、売却力のある仲介業者を選んで早期売却を目指すことが大切です。