「東儀秀樹×N響メンバーによる弦楽アンサンブル」の開催が決定!ゲストに尺八奏者神永大輔(名古屋)、ヴァイオリニスト川井郁子(東京)
「東儀秀樹×N響メンバーによる弦楽アンサンブル」が、12月3日名古屋・三井住友海上しらかわホールで、さらに12月6日、東京・紀尾井ホールで行われる。雅楽師・東儀秀樹のデビュー25周年記念の一環で、東儀と共に出演するのは、N響メンバーによる弦楽アンサンブル(コンサートマスター降旗貴雄)、Keiko(ピアノ)、スペシャルゲストとして、名古屋公演に尺八奏者・神永大輔(和楽器バンド)が、東京公演にはヴァイオリニスト・川井郁子を迎える。
雅楽といえば東儀秀樹。彼が世に知られる前と後では、雅楽の認識度が全くと言っていいほど変わった。古典だけでなく現代音楽も奏でることで、一気に雅楽を身近なものにしたのだ。篳篥(ひちりき)や笙の存在を知らしめ、天上から降りてくるような神々しい音色を教えてくれた功績は大きい。
東儀家は、奈良時代から1300年間、雅楽を世襲してきた楽家である。幼少期を海外で暮らした東儀秀樹が雅楽を始めたのは、19歳の時。
天賦の音楽的才能により、宮内庁楽部で活躍していたが、あふれる個性で、楽団外での活動も活発になり独立することになる。それから四半世紀の時が流れ、今年デビュー25周年を迎えた。