くらし情報『市場全体では前年比1.9%減も、AVや生活家電は回復基調 - 2024年上半期 家電・IT市場動向 -』

市場全体では前年比1.9%減も、AVや生活家電は回復基調 - 2024年上半期 家電・IT市場動向 -

GfK/NIQ Japanは、全国の有力家電・IT取扱店の販売実績データ等を基に、2024年上半期(1-6月)の家電およびIT市場の販売動向を8月22日に発表した*1。

【国内家電小売市場】

2024年上半期の家電小売市場は約3.3兆円、前年比では1.9%の減少となった。金額規模としては直近5年で最も小さく、22年以降3年連続して縮小した。
大分類別の前年比ではカメラ関連が最も高い伸びを示した。レンズ交換式の高価格化に加え、コンパクトタイプにも回復の傾向が見られた。AV関連、生活家電はわずかに前年同期を上回った。AVではテレビやヘッドホン・イヤホンが堅調だった。生活家電では第2四半期(4-6月)のエアコンの販売好調が寄与した他、理美容家電、調理家電も前年の金額を上回った。
その一方でスマートフォンを中心とする電話関連、IT関連は前年の金額を下回った。電話関連は23年末の端末値引額の上限見直しに伴う駆け込み需要の反動が尾を引いているかたちだ。IT関連は個人向けパソコンの買い替えが進まないことが要因となっている。
オンライン販売における家電小売市場規模は前年同期から微増となった。大分類別ではIT関連を除き前年の金額規模を上回った。

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